そのファッションやヘアスタイルのすべてに憧れた、僕らのストリートのカリスマは、今や日本の若手筆頭株の俳優となり、表現の求道者として日々快進撃を続けている。そんな彼、成田凌がそれでも"ホームだ"と誇るメンズノンノからついに旅立つ。最後に大好きな服を連れ、いざ、ささやかな卒業旅行へ沖縄に!
「あっちーからTシャツ1枚!」
そんな姿もサマになる
「昔は夏にTシャツ1枚とか着てるとキッズ感があったけど、今は大人だから実は中にタンクトップとかちゃんと仕込むようになりましたよ(笑)。品のあるパンツと合わせたり、そういう楽しみ方もできるようになった」。1965~67年の2年間しか作られていない、チャンピオン ランタグのカレッジT。オレンジが最高に太陽に映える。
リラックス感のあるセットアップと
ストローハット。これぞ夏休み
「ザ・観光地っていう感じじゃない、その土地の日常が垣間見える、こういう集落いいよね」と、自身でも愛用カメラのシャッターを切りながらのんびりと散歩を楽しんだ成田。南国ならではの濃いグリーンの木々と、シーサーが守る家々の佇む空間では、ゆっくりとやさしい時間が流れていた。チルなムードに寄り添うような、セットアップの生地の落ち感が、肌に心地いい。
3年前、成田がメンズノンノでL.A.へ撮影旅行をした際に気に入り、現地で買って以来ずっと注目しているブランドである「ジ エルダー ステイツマン」。「最後に沖縄でも、着たいと思って」。お気に入りをはおって、ビーチでくれなずめ